広まっています!! オフグリッドソーラー
日本においては、隅々まで電力会社の送電網があり、電柱から電気を引き込むのが一般的ですが、諸外国では、国土が広く電力会社の送電網がない地域もあります。電気に限らず水道やガスにおいても同様です。
このようにライフラインの網から外れた形態や生活を「オフ・グリッド」と呼ばれています。
では、その人達はどうやって電気を調達しているのでしょうか。
身近にあるエネルギーを電気に変えるため、個人が太陽光発電や風力発電をできるように部材や機器が揃っており、自ら設置、発電、消費をしています。
日本においても、古くから「独立型太陽光発電システム」と呼ばれ、山小屋や道路標識などに活用されてきました。
太陽光パネルで発電した電気は、充電コントローラを経由し一旦バッテリーへ蓄電します。その後目的に合わせ、交流100Vの場合はDC/ACインバータなどを利用し、直流のままの場合はバッテリーやコントローラから電気を取り出します。
<交流変換システムの場合>
昨今、環境意識の高まりやDIY感覚で個人の方でも広がりをみせています。
点灯時間の長い外灯や防犯灯などの照明を・・・
パソコンやテレビなど一部の家電品を・・・
離れの作業小屋の電源に・・・
畑の水まきに・・
農作物の獣害防止の電気柵を・・・
キャンピングカーや船舶ボートのバッテリー充電を・・・



事例集ページに写真や実例を掲載しております。ぜひご覧ください。
アイデアひとつで、利用するシーンはたくさんあります。
自らの手で、太陽光発電で、環境にやさしい電気を作る。
それが「オフグリッド・ソーラー」です。
今、注目の直流システム
LED照明やデジタル家電の普及により、太陽光発電から発電される
「直流電気」をそのまま利用するシステムが注目されています。
交流100Vへ変換する必要がなくDC/ACインバータが不要なため、
機器そのもの電力消費および交流変換ロスが少なく、30%程度の
電力ロスを解消します。
ロス分のシステム増強やDC/ACインバータ機器の購入コスト
が削減できます。

直流システムにおいて課題になるのは、使用できる機器が少ないことが
挙げられます。
当店では、直流機器の充実に努め必要に応じ交流と使い分けながら、
エネルギーの有効活用を提案してまいります。
<直流機器セット品>
照明セット・・・ 省電力の照明。夜間タイマーで点灯時間も制御
テレビセット・・・ 長時間テレビを見たいニーズにお応えしました
オーディオセット・・ 直流電源により交流成分ノイズを低減
直流機器・・・直流12Vで利用できる機器の単品販売もしております。
直流システムハウス







上記設備は、すべて直流12V機器です。意外といろんなことができます。
LED照明は、一灯あたりの消費電力は0.2A程度と小さく、
仮に3灯を12時間点灯しても消費電力量7.2Ahと驚きの省電力です。
40Wパネルで1枚でも賄う計算です。
小屋に取り付けしてみました!!
「学研」様ご協力のもと、畑の脇にある作業小屋に
「オフグリッドソーラー125」を設置しました。
*この模様は、22年1月8日発売の「ドゥーパ!2月号」に掲載されています。
*当事例は、一例です。設置場所や条件により異なります。
■パネル固定架台の取付け




屋根の野地板または梁などに台座をしっかり固定します。
台座とベースレールを組み上げます。
強風などで太陽光パネルが飛ばされないよう十分に注意してください。
■充電コントローラへのケーブル敷設




太陽光パネルと充電コントローラ間は「専用延長ケーブル」を使用。
屋外露出部分は、PF菅に納め室内に設置する充電コントローラまで
ケーブルを敷設します。
■パネル設置



太陽光パネルのケーブルと専用延長ケーブルをコネクター接続し、
今回は、押さえ金具を使用してパネルをベースレールへ固定していきます。
■充電コントローラおよびバッテリーへの接続




専用延長ケーブルを「充電コントローラ」へ接続します。
「バッテリー」と充電コントローラを接続するケーブルは、丸端子処理などを
施しバッテリーターミナルへ接続します。
コントローラのランプ等が点灯しますので、エラー表示などが出ていないかを
確認をします。
*コントローラによって、入力箇所および接続の順番が違います。
取扱説明書に従って接続してください。
*機器の故障や事故の原因となりますので、
プラス、マイナスの接続誤りには十分注意してください。
■DC/ACインバータへの接続




バッテリーと「DC/ACインバータ」を接続します。
インバータへは大電流が流れますので、ケーブルは太いものを使用します。
インバータの電源を入れ、状態ランプの点灯を確認したのち
100V機器の電源をコンセントへ入れます。
今回は、移動式の100W照明をつなぎ、夕方からの作業の灯りを確保しました。
モーターやコンプレッサなどの機器は、起動電力にご注意ください。
機器に合わせたインバータ出力を選んでください。